ゴールデンウイーク前、すっかりと暖かくなった日にバイクに乗っておりました。いつもの駐輪場に停めて、ふと足元を見ると・・・
下血されてますやん!
一瞬オイルか?クランクケース割れたのか?なんて強烈に心配にかられつつ下を覗き込む。垂れた液はオイルではなかった。サラサラしてるからすぐクーラント液だと判断。ホース類を見ると、確かに濡れている。これまで気温も低くて水温も上がっていなかったが、季節が変わってファンが回るほど水温が上昇していたのも原因かもしれない。
慌てて一番近いBMWモトラッドの店を検索すると【BMWモトラッド大阪中央】がヒット。営業時間を調べるとギリギリ間に合いそうだ。とりあえず恐る恐るエンジンをかけて店に向かう。水温上昇を抑えるため、信号待ちのたびにエンジンを切って、だましだまし持って行く。
いつも行きつけの小さなバイク屋さんで修理をお願いしているので、ディーラーにバイク持っていくってのはちょっと敷居が高くて抵抗があるのだが選択の余地はない状況。バイクを店に停めて「あのー、ちょっと見て欲しいですけどー」とお願いする。メカニックさんが来て、早速アンダーガードを外し、パイプ類をチェック。時々聞こえて来る「あー」という声が不安をそそります。
これはガスケットなどが限界ですね。
メカニックさんの診断の結果は「ウォーターポンプあたりのガスケットが劣化してる」「パイプも硬くなって交換した方が良い」とのこと。大体はこちらの予想通りの結果でした。【BMW F650】はウォーターポンプが弱いということも聞いていたが、現状ウォーターポンプは大丈夫らしいという。
写真の辺りは交換した方が良いということで、どうせ開けるならウォーターポンプも交換してしまおうということになりました。クーラント、ガスケット、パイプ、ウォーターポンプを交換ですな。ついでに修理しようと思ってたリアブレーキランプのスイッチ交換もお願いしました。
というわけで緊急入院となってしまった【BMW F650】です。これから心配なのは修理代金だ。一体いくらかかるのか?なんとなーく「このくらいですね」とメカニックさんに聞いたけど、仕上がってくるまでドキドキだわよ。
修理は3週間くらいかかります。
「修理が仕上がるのは・・・連休明けになりますね、いいですか?」とメカニックさんが聞くので「嫌だけど、いいです」と答えました。さすがは外車BMW、パーツを取り寄せるのに時間がかかっちゃうんだな。この春のいい季節にバイクに乗ろうと【スプロケットもチェーンも交換】したのになあー。
古いバイクなのでシール部分が限界に達して溢れ出たのかもしれない。