1947年に生産された「電気自動車たま」。終戦後、ガソリン供給が制限されていたため、航空機技術者がその知恵と技を競って電気自動車を作っていたとのこと。当時の日本、発電施設は田舎にあったため空襲を逃れ、発電自体はできていたそうな。でも電気を使う施設はことごとく焼け野原。
だから余剰エネルギーとして存在していた。
この存在を活かして電気自動車を作ろうということが決まった。そして誕生したのが「電気自動車たま」なのである・・・そう説明されました。こんなこと全然知らなかったよ。
この「たま」は機械遺産にも登録されています。日産リーフ体験試乗会において、こちらにも体験試乗させてもらいました。まずは説明を聞きつつ、外観を観察します。サイズ的にはFIAT500などと同じということでした。
そして試乗!
さすがに運転は専門の人がします。この人も楽しそうだよね。
まずは1947年に電気自動車が国産で存在していたことを知りビックリ。設計思想がよく考えられたもので、それを実現した技術の高さとセンスにもビックリでした。
こういう人たちが今の日本の礎を築いてくれたんでしょうね。
設計された方はご存命で、紹介するビデオでインタビュー受けてられました。最新型と一番古いタイプ、ふたつの電気自動車に感動した一日となりました。