半額セールに飛びついて買った【BMPCC】。
ブラックマジック ポケットシネマカメラだ。
非常に使いづらく、不親切なインターフェイスだとレビューした。とにかくハードルが高いカメラってことはよくわかった。
ファームウェアがアップデートされており
使いやすくなる機能を搭載したという情報を得た。
夏に作品を撮って以来、使っていなかったのだ。まるでノーチェックだったのだが、コメント欄で読者が知らせてくれた。これはアップデートして確かめねばならん!ってことで、あわてて【BMPCC】を引っ張りだした。
ブラックマジックデザインのWEBサイトへアクセス。サポートからファームウェアアップデータをダウンロードする。
カメラユーティリティをインストールだ。
動作環境には注意が必要です。うちの【Mac Book Pro 2011】では動きませんでした。わりとハイスペックを求められます。
カメラユーティリティを起動してファームウェアをアップデートします。まずはポケットシネマカメラとMacをUSBケーブルで接続だ。
あれ?USBポートってどこだっけ?
本体横のインターフェイスを見て考えた。あ、バッテリーのとこだっけか?フタを開けるとUSBポートがありました。
USBケーブルを繋いでカメラとMacと接続。診断プログラムが走りました。
すぐにアップデートを求められました。そのままインストール開始します。
問題なくサクッとできました。
これでアップデート完了。
フェームウェアが最新バージョンへと変更されました。これでいろいろ変わったかな?
カメラの電源を入れる。
うわ、なんじゃ?別カメラになった?
もはやそのくらいの変わりよう。いきなりインターフェイスが追加されています。どうやらこの画面でメーター類の表示選択などができるようだ。
カメラでメモリカードをフォーマットできる。
デジタルビデオカメラではごく当たり前の機能だけどな。これまではパソコン上でしかフォーマットできなかったからね。やっとまともになってきた感があります。
これがアップデート前の撮影画面。下のほうに小さいデータ表示バーがあります。
小さい、小さいな。
ここに各種情報が表示されるのです。見にくいったらありゃしない。
アップデート後はこうなりました。
ヒストグラム、録音レベルメーターが付いた。
データ表示バーは上に移動。インターフェイスもカラフルになってメリハリがついた。これで視認性も向上したと感じます。
ヒストグラムはこのように山になって表示されます。これでダイナミックレンジをどう使っているかわかる。
インターフェイスなどを動画レポート!
↓
カラーグレーディング前提のハードルが高いカメラです。しかし、これでだいぶ優しくなった。
ユーザー側に近寄ってくれましたな。
【BMPCC】は半額セールでかなり売れたようだ。ユーザーを増やせたが、それだけフィードバックも大きかったのかも知れない。
次はオート録音レベル調整機能を搭載して欲しい。
【BMPCC】って、ワンマンオペレーションがコンセプトの一つだと思うのよね。ポケットという名前がついてるくらいだからさ。持ち歩いて気軽に使えますってのが狙いでしょうし。だからデザインもミラーレスを意識したと思うんだよな。