この夏、コンパクトデジタルカメラを買いました。
いわゆるコンデジってヤツね。
キヤノン パワーショットSX700HSです。
買おうかどうか迷っていたら、売り場で安くなっていた。
このタイミングで!って、速攻で飛びついちゃいました。
コレにした理由はいろいろとあるんですけどね。
以前からパワーショットユーザーだったから、代替わりって勢いもあったんだけど。
フルHDサイズ、60fpsでの動画撮影ができる!
ここが一番惹かれた要素だね。
あと5軸の手ぶれ補正も付いてて、デモ映像を見てからかなり気になっていたのだ。
なんせ一眼レフのEOSでも動画はフルHD、30fpsだ。
コンデジなのに、その倍のフレーム数を撮影できるとは!
パワーショットのフラッグシップモデルらしく、思い切った機能を搭載してます。
画面表示はパワーショットのそれを引き継いだスタイル。
インターフェイスはコントロールホイールも付いてる。
全体に質感が高く、ホイールは操作感が良い。
このへんの進化もなかなかたいしたものだ。
撮影モードを選ぶダイヤルもカチカチと動いてくれる。
操作感はかなりアップしたと思うよ、気持ちいいもの。
液晶画面は大きくてキレイに見れます。
レンズは電源を入れるとにょっきり出てきます。
なんと30倍ズームレンズ搭載だ。
35mmフィルムで換算すると、広角側で25mm、望遠側で750mmらしい。
F値は3.2〜6.9と、それほど明るくはない。
ここは手ぶれ補正ISと高感度センサーでカバーというところか?
シャッターボタンと動画撮影ボタンがある。
どの撮影モードでも動画撮影がすぐできるってワケだ。
動画撮影時は露出はオートモードになる。
マニュアルで露出固定というわけにはいかない。
適切な明るさで撮影してくれるけどね。
露出固定とかマニュアルで操作できたら最高なんだけどな。
とりあえず購入してすぐにテスト撮影してみました。
撮影した動画サンプルはコチラ。
↓
フルHD、60fpsでの撮影。
ハッキリ言ってキレイに撮れる!
映像エンジンも「DIGIC 6」を内蔵している。
5軸手ぶれ補正もかなりステディ感があって良い。
ズーム時も手ぶれ補正は効果的だ。
60fpsなのでスローモーションにしてみました。
アフターエフェクトで200%のスロー加工してます。
↓
エフェクトはモーションブラーをかけてあります。
うーむ、けっこういい感じだ!
さすが60fpsである。
この機能は是非ともEOSに搭載してもらいたいものだ。
動画は興奮した、では写真はどうなの?
ということで、写真もテスト撮影してきました。
こちらはプログラムオートで撮影してます。
日中、街を撮ってみました。
ビル街と空、露出の違いはこんなもんでしょう。
キヤノンらしい色が出ていると思います。
夜の銀座ストリート。
こちらもプログラムオートで撮影。
高感度性能、たいした進化をしておるぞ。
暗かったり、いろんな照明が光っていたり、変化の多い環境だ。
でも、夜のざらざら感が出ず実にしまった画になっている。
ビアホールの中でも撮影。
ハッキリ言ってかなり暗い場所だよ。
ストロボを使わず、そのままオートで撮影。
感度も高くなって、シャッタースピードも低めだ。
しかし、手ぶれ補正が効きまくってますな。
いやあ、たいしたものだよ。
ついでに「プラスムービーオート」機能の動画も紹介。
これは静止画といっしょに撮影4秒前の動画も記録するというもの。
↓
これはこれで何かで使えそうだな、という感じ。
シャッター音が入るのが良いね。
バッテリーは専用のもの。
いま使ってる途中の印象ですが、かなり持ちは良さそうです。
しかし、予備がないと不安なので、互換バッテリーを買いました。
2個セットの互換バッテリー。
まあ、これで安心だな。
動画撮影したりするとバッテリー食うからさ。
悩んで買ったSX700HSですが、なかなかに高性能デジカメでした。
満足ですな、使い倒してやろう。
それにしても3年程前に買ったコンデジより、iPhoneのほうが写真性能が良かったんだよ。
あんなにレンズ小さいのにな、なんで良い画が撮れるのかね?
このへんも新機種を購入した動機のひとつです。