先日行きました太子温泉。
帰り道、ちょっと叡福寺に立ち寄ってみました。
聖徳太子さまが眠るお寺です。
10数年ぶりに訪れたかな?
ロケか何かで来て以来でしたよ。
小雨が降る中、日曜日の陽が落ちたくらいの時間。
さすがに人はいない。
駐車場があって、案内板でいろいろと周辺情報が見れます。
この周辺は飛鳥時代に活躍した人の墓稜が多い。
小野妹子、推古天皇などなどメジャーどころの人が目立つ。
大学時代に住んでいたアパートの裏にある墓地の先には蘇我入鹿の墓があった。
この周辺は本当、古墳・墓だらけだよ。
階段を登って境内に入る。
本当に誰もいないな?
車の往来はあるが、すごい静けさですよ。
荘厳な塔と本殿がある。
お参りもしてきました。
人の気配すらない境内を一人で歩く。
こうなると現実感がなくなってゲームみたいだよ。
それは夢か?インセプションか?
境内の一番奥の山。
ここが聖徳太子さまのお墓です。
日本人のコンセプトを決めた人だ。
和をもって尊しとなす、ですよ。
柔和で寛容な国民性はこの時代から始まったんじゃないかと思う。
どうぞこの国をお守りください、と祈りを捧げてきました。
それにしても大きく立派なお寺だ。
さすが人気ある偉人のお墓ですな。
聖徳太子さまは長らくお札になっているくらい人気がある。
昭和世代には馴染み深い存在だ。
厩戸皇子というのもキリスト的でミステリアス。
だから救世主というイメージがあるよね。
世間虚仮,唯仏是真。
小学生の頃に知った聖徳太子さまの最後の言葉。
いまだに覚えています。