先日、BMPCC(ブラックマジック・ポケット・シネマカメラ)を使って撮影することになりました。このカメラ、映像は良いがマイクはまるで良くない。手持ちの外部マイクを付けても録音された音は良くなかった。
外部録音機器の必要にせまられました。
手持ちのPCMレコーダーは【TASCAMのDR-40】です。よし、これを使おう!ということで、ちょっと装備を買い足ししました。
外での録音では風が大敵!ウインドマフは必須であろう。
DRシリーズアクセサリーキットなる商品を購入。
一眼レフカメラでの動画撮影用のキットらしい。
コレです。
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コレさえあればなんとかなりそうだ。目当てのウインドマフも入ってる。
各種ケーブルとウインドマフ、シューマウント、ケースのセット。
BMPCCだけでなく、一眼レフでの撮影でも使えるな。
EOSでの撮影時も録音用に使えそうだ。なにかと録音に力強い味方ができた感じだ。
このDR-40にはXLRでマイクを接続できる。これを利用して音声さんがマイクを使うっていうのもいいんだけどもね。なにせ音声さんが不在のカメラのみの撮影。このマイクをそのまま使いたいというわけだ。
このマイクがけっこう高性能なのです。
録音もオート、マニュアルと2パターンを同時に録音できたりと便利なのだ。音声さんがいない現場では何かと頼りになる存在である。
しかし、このまま使うには風対策をせねばならん。
風対策としてはウインドマフだ。
装着するとこんな感じ。マイクと一体型のレコーダーなので、ウインドマフはこういう形になる。なんともブサイクであるが、これで風対策はバッチリだ。
X-Gripにカメラを取り付け、ケーブルなどを装着するとこんな感じになります。アクセサリーキットの箱に描いてあった通りに組んでみました。
オールインワンな感じ?
これで撮影しながらの録音はバッチリだ、ということですな。しかし、録音する前に同期するためのカチンコは必要ですね。そして、気になったのはウインドマフの固定方法。基本はゴムで挟むだけ、その力で固定というスタイルです。
これじゃ動いたら落っこちるんじゃね?
ウインドマフを目当てに買ったのに、ウインドマフが真っ先になくしそうで恐い。そこで落下対策をすることにしました。
ウインドマフには横に耳が付いている。これは装着しやすくするためのもの。
ここにゴム紐を通して固定したろか。
ウインドマフを装着してゴム紐を本体に通す。
おお、バッチリじゃん!
これで動いても外れることはないだろう。外れて落下してもどこか引っかかるし紛失の心配もない。で、テスト動画がコチラ。撮影はBMPCCで、録音はDR-40。カチンコ入れて同期してます。
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BMPCCに外部マイクってのはうまくいかなかった。マイクのせいかもしれないけど、どうにもうまくいかなんだ。カメラにレベルメーターもないし不安でしょうがない。
音?そりゃ別でやってくださいよ。
そういう仕様なのだな。こういうところもハードル高いね、BMPCCってのはさ。日本の一眼レフは機能たくさんで使いやすい。なんと言われようが、よくできてると断言できるよ。BMPCC+外部マイクはまたテストして試そうと思ってます。ちょっと旅行行って使う、なんて気軽なこともしてみたいからね。