高知県四万十市に【海洋堂ホビー館・四万十】がありまして、そこで展示されているジオラマを見に行きました。【かっぱ館】にも立ち寄ってからの帰り道、せっかくなので四万十川を観光していくことにしました。
地図を見て気になったのが沈下橋。
道の駅で手に入れた観光マップを見ていて「沈下橋」なるものを発見。どうやら川のあちこちに架かっている。一体どんなものなのか?四万十川最古の「沈下橋」と書いてる【一斗俵沈下橋】を見に行ってみることにしました。詳しくは動画をご覧ください。
「沈む橋」とは不思議な響き。我々の常識では橋が沈むってことは「やばくね?」と思ってしまうから。でも沈むにはちゃんと理由があったんですね。
安く簡単に作ることができる沈下橋。
調べると西日本に多く見られる橋。山間部など小さな川、集落で見られるようです。低い場所に架けるから安く簡単にできる。川が増水したら渡れなくなるが、流木などが橋の上を通ることになるので壊れることはない、ということらしい。安価なので人口の少ない集落でも作ることができたそうです。詳しくはWiki【沈下橋】をご参照くだされ。
低い位置に架かる沈下橋を渡ると水面が近いので新鮮です。
欄干がないからドキドキします。
近年は落水事故もあるため、沈下橋は減少傾向にあるらしい。この橋は現役ですが有形文化財に指定されています。おそらく何かしら保護されているのではないでしょうか?昔は車両も通ることができたみたい。他の場所に架かる沈下橋は自動車も通っていました。ガードレールが無いからちょっと緊張しちゃうだろうね。
この橋を見るべく地元の観光客用の駐車スペースにクルマを置きましたが
人の気配が無かったんだよな。
見たら家もあるし学校らしい建物もあるんだけど・・・月曜日だったんだけどね。この橋を見ている間、誰ともすれ違ったりしなかったな。おかげで静かに楽しむことができました。この後は【秋津川温泉】に行きまして、源泉風呂を堪能して帰りました。高知・四万十は雄大なパワースポットだ。