先日、ちょっと名古屋に行ってきました。
せっかく行ったので観光でもするか、と。
トヨタ産業技術記念館へ行くことにしました。
ここには10年以上前にも行ったことがあったのだ。
もはや記憶の彼方、すっかり忘れていました。
もともと豊田紡織の工場だった場所。
工場の赤レンガを残しつつ、近代化された博物館です。
センスが良い。
赤レンガが産業遺産としてオシャレに残っている。
ケンゴさんと行ってきましたので、こんな写真を撮ってみたり。
赤レンガは様になる。
入場券を買いまして、展示エリアに入ります。
紡績エリアと自動車エリアに分かれています。
まずは繊維機械のエリアから入ります。
豊田紡績はトヨタ自動車の産みの親となった会社さんですね。
紡織工場の柱がそのまま残った展示場。
往年の機械がずらりと並びます。
豊田佐吉さんの発明品の数々。
この人、スゴい。
紡織機械の発展を発明品を見ながら辿って行けます。
機械の発達、発明品の進化にあわせて展示されています。
解説員さんがちゃんと実演もしてくれる。
機械ごと、展示の順路にあわせて、解説員さんが説明と実演をする。
この日は日曜日だったので、来場者も多かった。
ゾロゾロと団体みたいに解説員さんについていってましたよ。
説明してくれると興味も湧くね。
理解も深まるし、思いがけない工夫を知ると楽しい。
実演してくれるのは楽しいものだ。
機械って動く様子を見れると嬉しいもんだな。
人間が作ったメカニズム。
工夫とアイデア、それを実現した機械。
よくこんなものを作ったな、と感心することしきり。
人間の英知は素晴らしいと感動します。
さて、次は自動車エリアに突入。
トヨタ自動車の歴史と機械展示である。
豊田佐吉さんの息子さん、喜一郎さんが興した事業。
いまや日本を代表する世界的な自動車会社だ。
そのスタートから歴史を辿っていく展示がされています。
生産自動車第一号の工場。
手作りで作るボディーの展示。
自動車産業の広大な展示エリア。
自動車、巨大工作機械も並んでいます。
イカすクルマたち。
セリカ、カッコイイな!
そう思って写真撮ってたら解説員さんが寄ってきた。
「内装、見ます?」
そう言ってドアを開けてみせてくれた。
ついでに発売当時の説明もちょろっと。
ここの係員さんは積極的に展示について説明してくれる。
そういうコンセプトで運営してるのだろう。
ゴム自動車のプラモデルを作るコーナー。
ちゃんと工作機械を使ってパーツを出します。
子供たちには人気のコーナーだな。
ケンゴさんも作ってみます。
できあがり!
なかなかのフォルムだな。
シャーシーは金属製ですよ。
産業ロボットの実演。
ガコガコ動くところを見れます。
以前、来たときは無かったハイブリッドカー。
あのときはプリウスの発売前だったかな?
巨大な工作機械もデモ運転してくれます。
ボンネットを作るプレス機とかね。
デカイ機械がゴンゴン動くとビビります。
でもこんな機械を動かして自動車作ってるんだな。
それを体感、実感できるってのは良い経験です。
産業というものを身近に感じれるわ。
展示場の入口に設置してある巨大蒸気機関。
発電機を回すための機械だそうな。
これも実演してくれる!
さすがに蒸気では動かせないが、電動でデモ運転してくれるのだ。
巨大なコンロッドとかフライホイールが動くのは興奮しますね。
映画「タイタニック」でも機関室のシーンがあった。
そこで巨大なピストン、コンロッドが動いている描写があったね。
とにかくその巨大さが印象的だった。
テクノランドという、子供が遊べるコーナーもあります。
地味なカートゲームに燃えるケンゴさん。
いかに安全に走るか?というゲームでした。
地面に投射される映像にあわせて運転するのよ。
結局、お昼過ぎから閉館時間までいることになりました。
丸一日いても楽しめるだろうね。
駐車場もでかい。
なんせ工場の跡地だもの、敷地面積はたっぷりさ。
日曜日だったので駐車場はほぼ満車状態でしたけど。
さすがに閉館時間が迫っているのでガラガラになってました。
ケンゴさんも満足したようです。