【米子映画事変】に行っておりました。今年も3分映画宴にて自分の作品が上映されまして、その現場に参加していたのです。で、せっかく米子まで来ましたで、足を伸ばして境港へ行くことにしました。
海鮮丼など食べて帰ろうよ。
境港と言えば、水木しげるロードもある。訪れるのは2度目だが、それはもう10年以上前の話だよ。すっかり忘れてしまっている。
【米子鬼太郎空港】への広い直線道路がずっと続く。ひた走り、境港へ向かいます。
境港へ到着!終着駅らしく、線路のエンド部分を持つ駅となる。
最果ての駅って感じだ。
【soezimaxの実家である長崎駅】もそうだ。あちらは西の最果て駅だ。お互い、駅から先にレールは伸びていない。そんな終着駅という雰囲気が、独特なロマンを醸し出しています。
立派な建物は駅ではない。
駅の横に併設された【みなとさかい交流館】という観光施設であった。うーむ、10年ほど前に来たときは無かったような・・・
駅前から鬼太郎が盛り上げる。巨大壁画がカラフルでよく出来ている。
駅前の水木先生、執筆中の像。鬼太郎とねずみ男、お父さんがデスクを囲んでいる。
漫画チックな水木先生である。
感心するのは立体化が上手い!というところ。あの漫画のニュアンスを立体で再現できてるものな。腕の良い人が作ってくれたのだろう。
デスクの上の原稿用紙もちゃんと再現されている。
ちゃんと描いてはりますな。
こういう再現は遊び心があって楽しい。ちゃんと作っているのが良いね。
遊び心と言えば街灯も楽しい。
目玉じゃないか!
串刺しの目玉に見えるが、これは目玉の親父ですよね。これ海外の人が見たら恐いんじゃね?
目玉の街灯の近く、河童の泉。
ファンタジックな泉だ。
この構成というか構図がよくできてる。あずき洗いが実にいい場所にいるのがニクい。
まさに洗うのに最適の場所だ。
何故かコインが入れられている。
よくあることなのだが、どうしてコインを入れたがるのかな?【顔ハメ看板】に続き、これも日本人の習慣なのか?
連休ということもあり、水木しげるロードは賑わっていました。ぞくぞくとやってくる観光客!山陰地方以外のナンバープレートも多かった。
この「ストーア」ってのは新鮮だ。
ここはお土産屋さんメインの街道。いろんな妖怪・鬼太郎グッズを売っている。
妖怪ウォッチも有りましたが。
さすがに隅っこのほうに置いてありました。妖怪つながりだけどね。
そして手作り感満載のお店がひときわ目を引きます。
妖怪ショップゲゲゲさん。
店主さんが造形屋さんのような腕の持ち主。この日もバキュームフォームとかで抜いたフィギュアを仕上げていた。店内には手作りのグッズやジオラマが並んでいる。山陰の造形魂・・・熱いぞ!
このようなお店巡りだけでも楽しく時間を過ごせる水木しげるロード。もちろん街道の妖怪ブロンズ像を見て回るのも楽しい。
お気に入りの妖怪を発見すると嬉しいものだ。
それぞれ趣向を凝らしてお店作りをしているのが良かったな。微妙に扱っているグッズも違っててね。お土産にクリアファイルとTシャツを買いました。
そしてお昼は海鮮丼!
境港は新鮮で美味い魚が穫れる場所だ。
日本海の豊かな漁場が広がる土地。海鮮丼は外せない境港グルメである。水木しげるロード周辺には海鮮丼の店も多い。
どことなしに入ったお店でノーマルな海鮮丼を注文。
ううむ、美味い!
ご飯少なめ、魚多めという感じ。アジが美味かったなあ。これで1200円でした。
10年以上ぶりに訪れた境港、水木しげるロード。賑わっていて楽しかったな。
なまけ者になりなさい。
水木先生の深い言葉が染み込む空間と時間でした。