ビデオカメラには外付けマイクがあると良い。キレイな音を収録するためには必要な機材だ。
キヤノンiVISの純正マイク DM-100をテスト!
このマイクは純正オプションとして販売されている。
iVISを使うとき、このマイクを付けて撮影してます。内蔵マイクより、かなりクリアに音を拾ってくれますよ。
コレです。
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拡張シューに差し込むだけで、カメラが勝手にマイクを認識して切り替えてくれる。ディスプレイにマイク使用マークが表示されて教えてくれます。風対策のウインドマフも同梱されてます。
背面にスイッチがあり、設定を切り替えることができる。
ショットガン、90°、120°の切り替え。
ショットガンで録るか、ワイドで録るか。状況により切り替えできるようになってる。通常は90°で使っていますが、インタビューなどの場合はショットガンにしてます。
テストで使用したカメラは【Canon iVIS HF20】です。1世代前の【iVIS HF G10】もまだまだ現役!よく使っております。この2台の中身はほぼ同じ。発売当時【iIVS HF G10】は評価の高いモデルだった。そこからマイナーチェンジされたのが【iVIS HF G20】なのです。大きな変更もなくG10の良さをそのまま継承しているカメラだ。実際のところ、このカメラの内蔵マイクはけっこう高性能です。うまいこと音を拾ってくれます。
大きな交差点で撮影。奥に工事現場、その前に交通量の多い道路。さらに目の前は自転車や歩行者が行き来する歩道。
音が入り乱れてる環境です。
いわゆる街の状況音が支配している場所。据え置いたカメラで撮影しています。内蔵マイクと外付けマイクの差もテストしました。各種設定の違いもそれぞれ同じ環境で収録しています。ヘッドフォンして動画を見れば違いが明確にわかるかも?
地下街、地下鉄の駅でもテスト!こちらは大きな音が反響する環境。音がグルグルとまわって混じり合う。
電車通過音の下、声が収録できるか?
いつも収録に適した環境で撮影できるとは限らない。ノイジーな場所での撮影で、対象となる人の声をちゃんと収録できるのか?内蔵マイクとショットガン設定で試してみました。
ポジティブに考えるならば、臨場感がある映像、音にはなりました。
ショットガンが有効なのがわかる。
しかし、ネガティブに考えるならば、電車の音がうるさすぎるね。電車がいない状態のときに喋ったほうがクリアだろう。実際の撮影ならば、収録のタイミングを計るべきだ。外付けマイクのおかげで現場音の収録は改善される。内蔵マイクもそこそこ高性能で頼りになる。
できるだけ撮影場所は考慮すべき。
マイクがあっても環境が悪いと無理が出てくる。インタビューなど、人が喋る場合は場所が大事だ。
可能な限り、静かな環境を探し出すことをオススメします。状況がそれを許さない場合もあるだろうけどね。やれるだけやってみるのが大事ですね。ちょっとした気遣いでクリアな音が収録できるものですよ。
外付けマイクはあったほうが良い。
キレイな音、クリアな音を収録するための機材だ。音は映像にとって、とても大事な要素です。レンズやリグに投資するなら、こちらも同じくらい投資すべきだよ。