愛車【BMW F650】が車検です。バイク屋さんに「車検なのよ」と相談したら
自分で行きなはれ。
なんていうバイク屋さんらしからぬアドバイス。まあ、普段から消耗品は交換してるし、オイル交換もちゃんとしてるし、変調があれば点検もするのでマシン的に問題はない状態。そのままでも十分に車検を通るから、もはや自分で行ってくれということでした。ということで、ユーザー車検に挑戦だ!ぜひ動画をご覧ください!
車検に必要な書類は以下の通り。
・自賠責保険(この先2年分)
車検の相談に行ったバイク屋さんで契約して書類もらいました。車検が切れる日から先2年分です。「昔に比べて安くなりましたよー」と感慨深げに言いながら処理してくれました。
・納税証明書
税金を納めた領収書。ちゃんと保管しておくべし。
・車検証
バイクに積んでます?うちのはちゃんとビニールに入れてシート下の収納スペースに入れております。
・点検整備記録簿
これはネットで書式を見つけてプリントアウトして自分で書き込みました。当日に陸運協会でも手に入れることができます。普段から交換しているもの、新たに交換した消耗部品などを書き込みました。オイル、タイヤ、スプロケ、チェーン、クーラント、ガスケット・・・この1年はかなり消耗品を交換しましたので、記入欄がなくなるほど書けました。
ネットで車検の予約を入れておきます。
車検証を見ながら予約に必要な情報を入力して予約完了!これやっておかないと車検を受けることができません。予約番号は受付で必要になるのでお忘れなく。
当日はちょっと早めに出発しました。まずは陸運支局のすぐ近くにテスター屋さんへ向かいます。
ヘッドライトの光軸調整をしてもらう。
今回唯一の不安要素だったのは「ライトの光軸」でした。自分ではどう調整していいかわからないので、テストセンターへ持ち込んでチェックしてもらいます。
チェックしてもらったところ、やはり光軸がかなりズレていました。【BMW F650】のスクリーンを外して、中に手を突っ込んでグリグリと調整ネジを回してもらいます。
かなり親切に対応してもらいました。
何せこちらのバイクは古い外車、ちゃんとやってもらえるか不安でしたがさすがプロ!すぐに調整用のネジを発見してゴリゴリと作業してくれました。「ちょっとエンジンを回して光を強くした方がいいでしょう」とアドバイスをもらい調整完了。陸運支局へ向かいます。
まずは陸運協会で各種申請書類を揃え、手数料と重量税などの印紙を購入。ユーザー車検の窓口もあり、丁寧に教えていただけます。必要事項を記入して車検申請を提出。内容に問題なければ検査ラインへと指示されます。
車検ラインでは車体のチェック、保安機器、ブレーキ、スピードメーターなどの点検が流れ作業で進みます。係官の方も丁寧に対応してくれるので、わからないところは聞けば教えてくれます。あと庁舎と検査ラインを移動したりするので、書類をまとめて挟めるファイルを用意することを強くオススメします。
問題なければ5分くらいで通過できる。
時間がかかったのはフレームに刻まれた車体番号のチェック。奥まった場所にあり見えにくいのね。あとスピードメーターのチェックで後輪にあると勘違いされて手間取りました。外車なのでそう思われたみたいですが、このバイクは前輪にあるのです。心配だったライト光軸も無事に通過!
通過できたら検査合格の印をもらって庁舎に戻ります。書類を提出して新しい車検証とシールをもらい終了!
これで2年間の車検ゲット!
マシンに問題がなければ実にスムーズに終わります。ちょっとめんどくさいけど、自分の乗るバイクの車検を通すのは感動的でした。より愛情も深まりましたね。とにかく車検を通過できてホッとしました。