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パシフィックコーストハイウェイ Pacific Coast Highway

Pacific Coast Highway パシフィックコーストハイウェイ

STAGEコント公演 UNIT青鬼 2001年6月17日〜23日 大阪造形センター カラビンカ <フライヤー>

プロデュース・脚本・構成 / ソエジマシンゴ

出演 / 行澤孝 土性正照 川浪ナミヲ 岡本拓朗 下村和寿 山口貴史 副島新五

初のコント公演を1週間にわたってロングラン。面白さを実感できるコントが完成。

コントなんだけど、初めてプロデュースした舞台公演である。構成も初めてだったんだけど、だいたいは想い通りの展開になりました。かなーり楽しかったね。やっぱこういうのが好きなのだろうとわかりました。よってコレ以降はいろいろとやるようになりました。ルーツというかファーストですな。

ベースとなったというか、ストーリーの元ネタは「レザボ○ドッグス」。この映画からインスパイアされたストーリーを作り、そこにコントを挟み込んでいくという構成。最後はコントのネタがストーリーと繋がるという仕組みにしてます。そんな構成が好きだったので、やってみたかったのだ。だからやれて良かった。

まるでテーマパークでアトラクションショーをエンドレスでやっている状態となる無限地獄に突入。出演者にとってハードな体験となる。もっとも上演するコントの内容はどんどんと発展し、コントの面白さや興奮も体感できた舞台となっていった。

コントならではの空気を楽しむ

会場は50席でいっぱいになる小さな劇場。狭い空間でコントを楽しむという空気が満々である。この空気をキチンと作れたのが、これ以降のコント作りに活かされているのではないだろうか。いや、活かされていてほしいもんだよなー。

土性正照は腰痛で苦しむ

このコント公演では知らず知らずのうちに土性正照が、ほとんどのコントに出ずっぱりになるという状態になってしまった。 このせいかは不明だが、彼は疲労のためか公演期間後半は腰痛に苦しむことになる。休憩時間はほぼ動かないという本気の腰痛であった。

劇中のコント「腰痛戦隊コルセッター」に出ていた彼は、本当に腰痛で苦しんでいたのだった。だからコント冒頭のダンス的な振り付けも「かがまない、しゃがまない、前屈しない」という段取りに途中から変更した。終演後の挨拶もお辞儀することができず、頭をクッと下げて気持ちを表現する彼がいた。

テーマソングも作っちゃったね

そうそう、テーマソングも作りました。舞台公演でいろいろとオリジナル楽曲を作っていた児島塁と川浪ナミヲの両名にお願いして、出演メンバーで楽しげな雰囲気のやつを作ってもらい、劇中のラストシーンにバッチリはまるように作ってもらいました。

オリジナルで楽曲を作って、舞台やコントや映像で使うというスタイルもこれが初めて。音楽の力は凄いってのがわかっていたし、音楽好きだしね。公演のイメージにあわせた曲を作ってもらって、そこからまた世界が広がって行くのが楽しかった。いろんなクリエイターが絡んでくると面白いものができるし、インスパイアされて楽しいね。

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